隠岐の島自然学散歩  中村雄二

 昨年10月に島根県の隠岐諸島がユネスコの「世界ジオパーク」認定されたのだが、世界遺産に比べて認識度は意外に低く、世間にはあまり知られていない様である。

 ところが、我が敬愛するハガキ絵画家梅本 到 絵師」は、高校時代に地学部に所属していた経歴もあってこれを目ざとく見つけて「ゆーさん、これを自然学散歩に取り上げて解説して欲しい」と要請されてきた。渡りに船の話なのでこれは受けて立ち、ジオパークのPRにひと肌脱ごうではないか!幸い隠岐の島には、若いとき一緒に働いていた同僚で、元・西の島町長の岡田昌平氏が在住しており、彼に現地を案内して貰えば百人力である。ちなみに三人は同じ釜の飯を食った仲間であり、この際三人の合作とするか……。

そんなこんなで、このシリーズが始まったのである。/ / 雄 2014/ 5/11
TOPページへ   自然学Menuへ

 【1】  隠岐の自然学散歩-1「隠岐諸島が世界ジオパークに認定」  okisizen-1.pdf へのリンク
 【2】  隠岐の自然学散歩-2「日本最古の隠岐変成岩」 okisizen-2.pdf へのリンク 
【3】  隠岐の自然学散歩-3「日本海の形成と隠岐の島」 okisizen-3.pdf へのリンク 
【4】  隠岐の自然学散歩-4「島前カルデラと焼火山」  okisizen-4.pdf へのリンク 
【5】   隠岐の自然学散歩-5「知夫里島の赤壁」 okisizen-5.pdf へのリンク 
【6】  隠岐の自然学散歩-6「島後の海岸を彩る白い流紋岩」 okisizen-6.pdf へのリンク 
【7】   隠岐の自然学散歩-7「島後の火山景観-その2」 okisizen-7.pdf へのリンク 
【8】  隠岐の自然学散歩-8「西の島・国賀海岸の絶景」 okisizen-8.pdf へのリンク
【9】   隠岐の自然学散歩-9「古隠岐半島の時代」 okisizen-9.pdf へのリンク 
特   隠岐の自然学散歩-特別編「隠岐の後醍醐天皇行在所考」 okisizen-toku.pdf へのリンク 
【3】から新兵器 ポップアップコメント が登場しています。マウスオンしてみてください
【特別編】に関して

隠岐の島の案内をして貰った島在住の友人・岡田さんが、最後に向かったのは黒木御所の碧風館でした。
そこで館長の詳しい解説を聞いて興味を抱いた事は「隠岐には後醍醐天皇の行在所が
二ヶ所ある」という以外な事実でした。
そこで岡田さんの思いを忖度して、特別編として表題のテーマを取り上げてみた次第です。
歴史にはまったく門外漢の筆者ですので、急ごしらえの歴史愛好家になってチャレンジしてみましたが、どこまで核心に迫られたのか内心忸怩たるものがあります。

テーマは「鎌倉時代と室町時代の狭間の短い期間であったが、建武の中興と呼ばれる天皇に依る親政を行った後醍醐天皇の、隠岐配流における御座所についての考察」です。